女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が半年ぶりの国内ツアー出場となるブリヂストン・レディース(19~22日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦)の開幕前日18日に会見を行い、米ツアーメンバー1年目についても語った。今年から米ツアーに本格参戦。英語力の向上については「全然ですね。韓国語の方が」と苦笑いした。

「言葉に対して、まったくマイナスに考えることがない」とした上で「英語は知っている単語を言いまくって。キャディーさん、マネジャーさんのおふたりを通してしゃべっています」。韓国語については「イジョンウン6(李晶恩)さんと仲良くさせてもらっていて。自分で調べてちらっと単語を言ったりしています。韓国語で『お疲れさまです』とか」と明かした。

食生活については「マネジャーさんが毎週家を借りて、日本食をスーパーで買い出ししたりして、日本食をほぼ食べているので、そんなに苦労していない」。マイペースで順応しているようだ。

3月から本格参戦する米ツアーについては「トップ10が3回はすごく良かったと思いますし、(2位に入った)ハワイ(選手権)のすごい風の中、あれだけ上で戦えたことは自信を持つきっかけになった」と手応えを口にした。

米ツアーメンバーとして初めて味わった悔しさ、楽しさも明かした。悔しかった試合に「(2位だった)ロッテ選手権よりもシェブロン選手権の方」と挙げた。「2日目終わってトップで、3日目を迎えてすごく力が入って。メジャーだったし、優勝したいという気持ちも少なからずあって、空回りした部分があった。3日目が終わって、めっちゃ悔しかった。最終日はいいスコアで回れて4位。達成感があるんかなと思ったら、めちゃくちゃ悔しかったですね」と振り返った。

楽しかったことに、2位だったハワイ・ロッテ選手権最終日を挙げた。「ショットが安定していてミスなくできた。あの1日はすごい楽しかった」と話した。

 

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