昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、半年ぶりの国内ツアーに出場した渋野日向子(23=サントリー)は、2バーディー、4ボギーの74、2オーバーでホールアウトした。

上田桃子、小祝さくら、勝みなみら/第1日写真特集


アウト
パ ー36
渋 野38
イン 101112131415161718
パ ー36
渋 野36

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー


アウト3449ヤード=パー36

1番400ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。第2打はピン右上約3メートルにつける。稲見の第2打に「ナイス!」と声を掛ける。バーディーパットはわずかにオーバーし、パー。

1番、間食を取る渋野日向子(左)と稲見萌寧(撮影・滝沢徹郎)
1番、間食を取る渋野日向子(左)と稲見萌寧(撮影・滝沢徹郎)

2番490ヤード、パー5

ティーショットは左ラフへ。第2打はフェアウエー中央へ。直後、顔にまとわりつく虫を苦笑いしながら何度も払う。第3打はグリーン手前のラフへのミスショット。第4打のアプローチは約5メートルオーバー。パーパットはわずかに外れてボギー。1オーバーに後退。

2番、ギャラリーを背に2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
2番、ギャラリーを背に2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

3番425ヤード、パー4

ティーショットは右ラフへ。第2打はグリーン手前ラフへ。第3打となる残り約20ヤードからのアプローチは約2メートルオーバー。パーパットはカップ左に切れてボギー。連続ボギーで2オーバーに。パーセーブの稲見、渡辺には「ナイス!」と声を掛ける。

3番、ティーショットの狙いを定める渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
3番、ティーショットの狙いを定める渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

4番420ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー右端へ。第2打はグリーンに着弾。約4メートルのバーディーパットはわずかに外れてパー。

4番を終え浮かない表情の渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
4番を終え浮かない表情の渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

5番180ヤード、パー3

ティーショットはピン右約2・5メートルにつける。バーディーパットを沈めて1オーバーに。ナイスバーディーの声が掛かる。渡辺もバーディー。

6番399ヤード、パー4

厳しい表情で6番に移動。ティーショットはフェアウエー左端へ。第2打はピン手前約5メートルにつける。バーディーパットはわずかにオーバーし、パー。

6番、ギャラリーの視線を浴びてティーショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
6番、ギャラリーの視線を浴びてティーショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

7番415ヤード、パー4

ティーショットは左ファーストカットへ。第2打はグリーンに着弾。ピン下約6メートルのバーディーパットは右に切れる。約1メートルのパットを沈めてパー。

7番、パットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
7番、パットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

8番160ヤード、パー3

ティーショットはグリーン手前へのミスショット。残り約25ヤードからの第2打は大きくオーバー。約5メートルのパーパットはカップ左に外れる。ボギーで再び2オーバーに後退。

9番560ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打を打つ前、腰に手を当ててしばらく考えた後、ドライバーを持つ。“直ドラ”かとギャラリーが小声で「ドライバー?」とささやき合うなど、一瞬ざわつく。その後、すぐに3Wに持ち替える。ギャラリーから「あ~」とため息が漏れる。3Wでの第2打はしっかりフェアウエーをキープ。第3打はピン左上約3メートルにつける。バーディーパットはカップのふちに止まり、惜しくもパー。悔しそうな表情を見せる。2オーバーでホールアウト。稲見はバーディー締め。渡辺はパー。


ギャラリーを引き連れてラウンドする渋野日向子(手前)
ギャラリーを引き連れてラウンドする渋野日向子(手前)

イン3264ヤード=パー36

10番380ヤード、パー4

午前7時40分、快晴でさわやかな風が時々吹く中、10番からスタート。

稲見萌寧、渡辺彩香と同組。ギャラリーからの大きな拍手の中、ティーショットはフェアウエー中央。第2打はピン手前約1・5メートルにつける。いきなりバーディーチャンス。わずかにカップ左に外れてパー。

稲見と話しながら歩く場面もあった。

10番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影し滝沢徹郎)
10番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影し滝沢徹郎)

11番355ヤード、パー4

ティーショットは右ラフへ。第2打はグリーンに着弾。ピン奥約10メートルからの下りのバーディーパットは寄らず、約1・5メートル残す。パーパットはきっちり沈める。

11番、第2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
11番、第2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

12番155ヤード、パー3

ティーショットはグリーン左ラフへのミスショット。第2打となるアプローチは約2メートルオーバー。少し悔しそうな表情を見せる。距離を残したが、パーパットをきっちり沈める。ナイスパーセーブ。稲見、渡辺はともに初バーディー。

12番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
12番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

13番340ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー左端へ。第2打はグリーンに着弾。ピン右上5メートルのからのバーディーパットは約50センチオーバーし、パー。稲見、渡辺は連続バーディー。

13番、第2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
13番、第2打を放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

14番425ヤード、パー4

ティーショットは右ラフへ。第2打はグリーン手前の左ラフへのミスショット。第3打のアプローチは約30センチにつけるナイスショット。沈めてパー。

14番、アプローチショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
14番、アプローチショットを放つ渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

15番380ヤード、パー4

15番に向かう際、ギャラリーからの拍手にペコリとお辞儀。稲見に話し掛けられると、笑顔で対応。

ティーショットはフェアウエー左へ。第2打はグリーンをオーバー。首をかしげる。ラフからの第3打となるアプローチは約6メートルオーバー。パーパットはわずかに届かず。ボギー先行。

16番510ヤード、パー5

ティーショットは右ファーストカットへ。第2打はフェアウエー中央へ。第3打はピン手前に着弾。約2メートルのバーディーパットを沈めて初バーディー。バウンスバックに成功。ギャラリーからナイスバーディーの声がかかる。

17番204ヤード、パー3

ティーショットはピン左3・5メートルにつける。上りのバーディーパットはわずかに外れてパー。右手を上げて、何で? といった外国人風ポーズも。稲見はグリーン手前からチップインバーディー。

18番515ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー中央。稲見と話しながら歩く。第2打はフェアウエー中央をキープ。第3打はピン左約7メートルにつける。バーディーパットは寄らず、約1メートルのパーパットを残す。渡辺のパーセーブに、「ナイス!」と声を掛ける。パーパットをきっちり沈める。

ゼリー飲料を飲む渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
ゼリー飲料を飲む渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)

<スタート前>

ブルーの半袖シャツに白いパンツ姿。

通常より多いギャラリーが見守る中、引き締まった表情でショットとパットの練習を入念に行う。

準備をする渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
準備をする渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
準備をする渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)
準備をする渋野日向子(撮影・滝沢徹郎)