日本人アマチュアで8年ぶりに全米女子オープンの決勝ラウンドに進出した馬場咲希(17=日本ウェルネス高2年)は、59位から出て4バーディー、3ボギーの70と1つ伸ばし、通算2オーバーで終えた。

スタートの1番パー5でバーディー発進。4番パー4で第2打がグリーン手前バンカーにつかまり、寄せきれずボギー。続く5番パー3でティーショットをピン左4メートルにつけ、これを決めてバーディー。7番パー4では3メートルのパーパットが外れ、前半は2バーディー、2ボギーの35で折り返した。

後半は11番パー4でボギーが先にしたが、15番パー5でバーディーを奪うと、続く16番ではチップインバーディー。プロでも苦しむ難コースで、3日間で初のアンダーパーを記録した。

「3日間で1番ショットがいい感じで打てて、バーディーチャンスにもつけられて昨日よりバーディーが取れた。チップインも1回して、そこがすごいハッピーでした」と笑顔で振り返った。初挑戦のメジャーで決勝ラウンドに進み「すごい楽しいですし、将来ここで戦いたいと思いました」と米ツアーへの思いを強くした。最終日へ向け「明日は今日みたいに攻めすぎず、攻めるところは攻めてバーディーをたくさん取りたい」と話していた。