7位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が3バーディー、ノーボギーの68で回り、通算6アンダーで首位に3打差の5位に浮上した。

10番からのスタートで、12番パー4でピン奥3メートルにつけバーディー。18番パー5では5メートルのバーディーパットを決め、前半で2つ伸ばした。後半も安定したゴルフで3番パー5で2オンに成功。10メートルから2パットで楽々バーディーを奪い、6アンダー。9番パー5では惜しくもバーディーパットを外したが、ボギーなしの3バーディーで着実に3つ伸ばし、順位を上げた。

プレー終了後は「今日はすごく集中したラウンドができた。もう少しバーディーを取れたかなという部分もあったかなと思うんですけど、まあいいラウンドだったかなと思います」と満足そうに話した。

この日はショットが安定し、アプローチの精度も高くパーオン率も18分の14。パッティングも好調だった。「横のブレがアイアンは少なくなってきたので、どんどんピンに向かって打てるようになってきた」と評価した。

今季2勝目、通算7勝目へのチャンスが巡ってきた。過去6勝中、3勝が3日間大会と3日間大会には強い。「いい位置で最終日を迎えられると思うので、しっかり明日に向かって調整できたらと思います」と決意を口にした。