国内男子ゴルフツアーで今季1勝の桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)が、来季からの参戦を目指し、今秋の米国男子下部、コーンフェリー・ツアー予選会に挑戦したい意向を明かした。国内メジャー、日本プロ選手権開幕前日の3日、会場の静岡・グランフィールズCCで練習ラウンド後、報道陣の取材に応じ「今年はせっかくうまく来ているので、チャンスが来たらコーンフェリーに挑戦したい」と語った。11月4~7日に米ジョージア州で行われる、最終予選会から挑戦という青写真を描いているという。
メジャー初挑戦となった7月の全英オープンは、日本勢最上位の47位となった。その後、英国から米国に飛び、米ツアーのロケットモーゲージ・クラシック出場を目指し、予選会に出場。本戦出場はかなわなかったが、デトロイトからジョージア州に足を延ばし、今秋のコーンフェリー・ツアー最終予選会会場で練習してきた。同最終予選会の開催は、国内ツアーも佳境を迎える時期。現在までの桂川の今季獲得賞金は2位で、1位の比嘉一貴とは290万円余りと小差で、賞金王争いの真っただ中という可能性もある。それでも「(賞金王争いよりも)コーンフェリーの方が、気持ちは、いっている(向かっている)かもしれないです」と語った。国内ツアーに敬意を払い、断言こそしなかったが、言葉の端々に、最終予選会から参加可能となれば、コーンフェリー・ツアー挑戦を最優先に考えている様子をのぞかせた。
最終予選会からの参加には、約1カ月前時点で、国内ツアーの賞金5位以内に入っていることなどが条件となる。現在117位の世界ランキングを上げることも近道。どちらにしても、約1カ月半ぶりにツアー再開となる今週の国内メジャーは、優勝すれば両ランキングを上げることができる。日大時代に住んでいた寮は、今大会の会場から車で20分ほど。何度も練習で回っているコースだが「気を引き締めて集中したい。失敗を怖がらずにやりたい」と、力強く話していた。

