ツアー4勝目を狙う金谷拓実(24=Yogibo)が6アンダーの単独首位発進した。

インスタートで石川遼(30=CASIO)、宮里優作(42=フリー)とともにプレー。12番パー3でこの日最初のバーディーを奪うと、16番実測185ヤードのパー3ではプロ転向後初のホールインワンを達成。5番アイアンでピン手前3メートルほどのところに落とすと、ボールはそのまま転がりカップへと吸い込まれた。「右からのアゲンストで、ちょうど雨も強くて難しかったんですけど、手応えはよかった」。今週から使用するアイアンの形状を変更。「前よりもヘッドが小ぶりになったので、いろんな球筋を打ちやすくなった。アイアンの縦の距離感とか、そういうのは合わせやすくなったかなと思う」と新ギア効果も発揮した。

前半32と波に乗り、後半でも2つのバーディーを奪うなど34で回った。トータル66でホールアウト。「パッティングの調子がすごくよかった。スピードもあっていたし、アイアンもチャンスを多くつくれていたので、ホールインワンもあったし、ラッキーもありながらいいプレーができたかなと思います」と少しだけ表情を崩した。「まだあと3日ある。変わらず自分らしいプレーをしていきたい」と気を引き締めた。