渋野日向子(23=サントリー)と妹でアマチュアの暉璃子(きりこ、19=明大2年)が初ペアで戦い、チーム戦で9位につけた。ともに日の丸を身に着け、日本人ペアとしてのチーム戦も兼ねた戦い。日向子は最後のダブルボギーが響き、1オーバーの14位。暉璃子は後半1つのバーディーを奪ったが、3オーバーで24位だった。

残念な第1ラウンドとなったが、日向子の声は明るかった。妹とのラウンドに「めっちゃ楽しかったです」。ドライバーの平均飛距離が260ヤードと飛ばし屋の妹と、コースで飛距離を果敢に競った。「個人的にはドライバーで2回勝てて良かった」とプレー中にガッツポーズも見せた。

暉璃子も「楽しかった。(姉のプレーは)普段と変わらなかったです」と笑顔で話した。プロの舞台で初めて回った妹は、持ち前のドライバーに好ショット、姉譲りの強気のパッティングも見せた。日向子は「パーオン率高かったね。ようやったわ。とりあえずクリアやね」と合格点を出した。

チームでは首位の12アンダーを追い掛ける展開となるが「4オーバーか。頑張ろうか!」と、巻き返しに明るく妹に声をかけた。