渋野姉妹は、14位から出た渋野日向子(23=サントリー)は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算3オーバーの147で17位に後退。妹の暉璃子(きりこ、19=明大)は4ボギー、1ダブルボギーの78で回り、通算9オーバーで30位に後退。チーム順位も9位から14位と下げている。

ともに10番からスタートし姉の日向子は、13番パー4でボギーが先行。それでも、前日ダブルボギーをたたいた18番パー5では、リベンジのバーディー。渋野らしいところを見せ、前半は1バーディー、1ボギーの36で折り返した。後半は2番パー4でダブルボギー。前日の18番に続き2日連続のダブルボギーでスコアを落とした。その後はバーディーが取れない展開も、しぶとくパーでまとめ3オーバーで終了。「なかなかバーディーが決まらないので、ちょっとモヤモヤするところがありますけど、すごく楽しいです」と笑顔で話した。プレー後には、渋野のサインを求め長蛇の列もでき、アジアでも人気の高さをうかがわせた。「なかなか結果に結び付いていないですけど、こうやってすごく応援してくれてうれしいし、こんなに多くの日本の方やインドネシアの方が付いてくれているのがうれしい」と話した。最終日に向けては「うーん、とりあえず明日はアンダーで回りたい!」と明るく締めくくった。

一方、妹の暉璃子は前半からボギーが続き、39で折り返すと、後半も1ボギー、1ダブルボギーと3つ落とし9オーバー。「今日は昨日よりショットの調子があまりよくなくて、風も強かったので、フェアウエーとかグリーンに乗せることがあまりできなかったのが悔しいです」と話した。最終日に向けては「今日はバーディーを取れなかったので、1つでも多くバーディーを取れるプレーをしたい」と巻き返しを誓った。