第1日に3オーバー、63位と出遅れた馬場咲希(17=日本ウェルネス高2年)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算2アンダーで首位と4打差の7位に浮上した。

前日からコースをサンノムラブラテシュに移して10番パー4からスタートし、いきなりバーディー発進。その後はパーが続いたが、16番パー3でバーディーを奪うと、続く17番でも連続バーディーとして第1日の借金を返済。前半でイーブンまで戻して、42人抜きの21位まで浮上した。

後半も、3番パー3でバーディーを奪うと、続く4番パー4はボギーとしたものの、続く5番パー5でバウンスバックのバーディー。さらに最終9番パー3でもバーディー締め。通算2アンダーで、7位まで順位を上げた。チーム戦でも馬場の頑張りで第1日の13位から首位と4打差の4位に浮上した。

「昨日はパットが悪くて、今日は自信を持って打ちたいと思ってコースに出たんですけど、今日は自信をもってパットが打てたのでうれしかった。昨日パットを外していた分、今日も平常心でいられたというか、こういう日もあるよ、という感じで次のホールに行けていたので、切り替えて切り替えてということで回れたと思います。メンタル面でもいい感じで回れていました」と話した。

得意のドライバーは曲がって、ラフや林の中に入る場面もあったが、ショットでカバーし、ボギーは最小限の1個にとどめた。「ドライバーがあまり良くなくて、曲がったり林の中からのショットもあったんですけど、トラブルショットもすごく良くて、木の下をくぐらせてグリーンをねらうという、転がすショットも今日良かったので、ボギーが少なく回れました」と振り返った。

個人戦でも上位に浮上したことには「さっき最終ホールのリーダーボードを見て、ジャパンの文字がきたので、明日もスコアボードに載るように頑張りたい」と話していた。

チーム戦でも日本は初日の13位から4位に浮上した。