前年覇者の稲見萌寧(23=Rakuten)は5バーディー、1ボギーの68で回り、首位に3打差の6位につけた。「後半に入ってチャンスにつく回数が増えましたが、なかなか入らなかった。最後に2つ入ってくれて、良い形では終われたかな」とまずまずといった表情を見せた。

前半10番からのスタート。腰痛を抱えているが「12番のティーショットで右足が滑って何とかごまかしましたけど、そこから違和感というか。ん~という感じで、ショットのばらつきがあって、前半は良い感じで終われなかった」と明かした。「18番の第2打でもバンカーで滑ってしまったが、後半は慣れて集中していたのか、何とか戻ってくれた」と後半に入ってエンジンがかかったようだった。

連覇への緊張感は「特別プレッシャーがかかることはなかったです」と淡々とした表情。明日以降に向けて「耐えるところは耐えて、チャンスになるべく多くつけられるように頑張りたい」と話した。