国内女子ゴルフツアーの住友生命レディース東海クラシックが16日、新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で開幕する。今季5勝の西郷真央(20=島津製作所)は15日、プロアマ戦に出場した。

前週の日本女子プロ選手権は7位。今季5勝目の5月22日最終日のブリヂストン・レディース後、メジャー4戦の海外遠征を挟み、国内5戦目で初のトップ10となった。「最終日はスコアは出たんですが、ショットは3日目までの方が良かった」。それでも、状態は上向きだ。8月初旬のAIG全英女子オープンから、ドライバーのヘッドをスピン量が少なく、ランが出るタイプにしていたが、前々週のゴルフ5レディースから今季5勝を稼いだエースに戻した。

「モデルは同じで、違うデータが出るヘッド。スピン量の少ないのを使っていて、アイアンとショットにズレが出てきたので、春先から使っていたものに戻した」。結果、ショットの調子が戻りつつある。

台風14号の影響で、コースは第1日から徐々に風が強まりそう。「ホールが木に囲まれているので、球の高さを調整できれば、大けがにはつながらないと思います。グリーンは例年よりソフトで遅めなんで、ピンをデッドに狙っていくゴルフがしたい」と話した。