米女子ゴルフツアーのアーカンソー選手権に出場する日本勢6人が、開幕前日の22日、会場のアーカンソー州ピナクルCCで最終調整を行い、大会を中継するWOWOWのインタビューに応じた。

前週のポートランド・クラシックに出場せず、中1週で今大会に臨むディフェンディングチャンピオンの畑岡奈紗は「芝とかグリーンは、日本で育ったグリーンに近いので、読みやすいのかなというのはある。やっぱり年間複数回優勝したいので、この試合を含めてたぶん、こっち(米国)で5戦しかないので、そこでもう1勝できたら」と、18年大会も制している好相性大会で連覇を目指す。

前週のポートランド・クラシックで、最終日に首位と1打差の4位から出ながら、76と崩れて28位に終わった渋野日向子は「しっかりパー5で(バーディーを)取ることと、短いパー4でウエッジ勝負でどれだけチャンスにつけてバーディーを取れるか。1日1日のゴルフの内容をもっと高めたいなっていう感じなので、しっかりと悔いの残らないように1打1打、考えてできたら」と、切り替えた様子で話した。前週については「最終日、すごい悔しいラウンドでしたけど、3日間いいゴルフの内容ができていたと思う」と、前向きにとらえた。

前週3位の古江彩佳は「芝の感じは日本に似ているかなとは思うので、まだやりやすいコースではあるかなと思います。頑張るのみ(笑い)。上位目指して頑張りたいと思います」と、再び優勝争いに加わることを目標に掲げた。