シニア世代に突入した宮本勝昌(50=シーミュージック)が通算16アンダーの首位タイで最終日を迎える。3日連続の60台となる67で5つスコアを伸ばしたが、ホールアウト後に口を突くのは若手の話ばかりだった。

「すごいね、蝉川君。山下美夢有ちゃんに負けてないよね」と61を出した蝉川泰果を絶賛。同組だった大槻智春にも言及し「大槻君もすごいよ。最後18番でショットが木に当たっちゃう不運があったけど、余裕の66だもんね」。

自身のことを問われるとひたすら後ろ向きだ。「体力はあるんですけど、このハイペースな戦いでは…。(今月初旬デビューした)3日間のシニアツアーなら、ぶっちぎりの優勝なのに」と笑う。最終日最終組に向け「意気込み? 全くないです。それより泰果君のプレーを見たいよ。僕は目の前のプレーを消化していくだけです」と話した。