89位から出た渋野日向子(23=サントリー)は、1バーディー、3ボギーの73と落とし、通算2オーバーで決勝ラウンド進出はならなかった。10番からのスタートで11番パー3でボギーと、この日もボギーが先行。16番パー4では、ピン奥5メートルのバーディーパットを外し、返しの70センチのパーパットも外してボギー。前半を37と2つ落として折り返した。

後半は、前日ボギー発進した1番で第2打をピン奥4メートルにつけバーディーチャンスも、パッティングが微妙にずれパー。5番パー4では、グリーン手前からの第3打をミスショット。第4打でピン奥4メートルに乗せ、これをなんとか決めたが3つ目のボギーで3オーバー。予選通過が苦しくなった中、7番パー5で第2打をグリーン手前花道まで運び、第3打でピン手前1メートルに寄せ、ようやくバーディー。2オーバーとしたが、3アンダーのカットラインに遠く及ばなかった。

この日はティーショットのフェアウエーキープ率は100%。ショットも好調だったが総パット数が34とパッティングに苦しんだ。米女子ツアーでは今季8度目の予選落ちとなった渋野は「ショットの感じは昨日より良かったので、あと5メートルくらいの(パット)が入ってくれたらっていう中で、なかなか入ってくれなくて、ボギーが先行してしまいましたし、本当に情けないラウンドでした」と悔しそうに話した。

パッティングについては「取りあえずなんとかグリーンに乗せてパットが入ってくれたればという感じでいけてたんですけど、そこから3パットしてしまって、あんまり良くなかったです」と話した。大会全体を「あんまり内容のない感じだったかな」と振り返った。今後に向けて「来週もしっかり切り替えて頑張りたいと思います」と話していた。

【スコア】米女子アーカンソー選手権・第2日成績>>