国内女子ゴルフツアー、延田グループ・マスターズGCレディースに出場する、延田グループ所属のホステスプロ、イ・ボミ(34=韓国)が、開幕前日の19日、会場の兵庫・マスターズGCでプロアマ戦などで最終調整を行った。

前週の富士通レディースは今季出場13戦目で、初のトップ10入りとなる9位。上昇ムードで「私にとっては1番大事」という今大会を迎えた。「ホステスなので最終日まで残りたい気持ちも強いし、やっぱり優勝争いしたい」と、力を込めて話した。

シード権がなく、リランキングでも今後の試合に出場できる保証もない。そのため「3位までに入ったら、来週も出られるし、そうなれば最高」と、今大会で次戦の切符を手にしたい思いがある。ただ、それがかなわなければ「予定では、今週が(日本での)今年の最後の試合」と話した。当面、決まっているのは、母国韓国に戻って出場する1試合のみとなっている。

「今年は(日韓合計)19試合に出る予定で、少ないかと思ったけど、少なく感じなかった。自分にとっては多く感じたので、ちょっと試合から離れたい。自分の時間が多いかと思ったけど、結局、練習場にいる時間が長かった。もうちょっと練習する時間を長くして、1試合にもっと集中したい。ちょっと気持ちを変えて、また来年、推薦(出場)で頑張りたい」。1度リセットして、来年に懸ける思いだ。来季の出場権を懸けた12月の最終予選会(QT)は「考えていないです」と話した。