首位から出た昨年大会覇者の谷原秀人(44=国際スポーツ振興協会)は、順位こそ3位に後退したが、1イーグル、2バーディー、1ボギーの67と3つ伸ばし、連覇に向けて首位と1打差で前半2日間を終えた。

この日は午前5時に起床。日本時間の午前4時開始のサッカーW杯日本-スペイン戦を、後半から見ようと計画していた。起床してスコアをチェックし、日本が0-1と1点ビハインドと確認した。後半の日本の2連続ゴール、逆転シーンに盛り上がったのかと思いきや「それが、チンタラしていて、15分ぐらいしてからテレビを付けて。そうしたら2-1。『どういうこと!?』って思った(笑い)。ダイジェストとかをやってくれるわけじゃなかったので、どうやって2点取ったのか分からないまま、そこからは『守れ、守れ!』という感じで応援していました」と明かした。「すごいですよね、本当に。感動しましたね」と、勝利を見届け、晴れやかな気分で難コースに挑み、上位をキープして連覇に近づいた。