11月初旬のプロテストに合格した荒川怜郁(れいか、21=中部学院大)が通算8アンダー、新人では最上位の4位となり、来季ツアー前半戦フル参戦の権利を手にした。この日は1ボギー先行から2バーディーを奪って71。4日連続アンダーパーでのフィニッシュを決めた。

「プロテストの1次からもう3、4カ月、ずっと緊張していました。今はもう休みたくないと思うぐらい休みたいです」。最低でも「1週間」はオフに充てる予定だ。

ルーキーシーズンの来季、コザ高校卒業まで過ごした地元・沖縄の開幕戦ダイキン・オーキッドレディースから参戦できる。現在、中部学院大3年で授業があるため、1月いっぱいは学業にあて、2月には帰郷して調整する。今年の開幕戦はアマチュアで出て10位。「今年の自分を超えられるように頑張りたいです」と意欲的だった。