国内男子ゴルフツアーの表彰式が5日、都内で行われ、蟬川泰果(21=東北福祉大)が特別賞を受賞した。

蟬川は今季、アマチュアとして史上初めて2勝。日本オープンは95年ぶりのアマチュア優勝という快挙だった。10月末にプロ転向を宣言し、11月からはプロとしてツアーに出場。プロとしての優勝はまだ経験していないだけに、表彰式では「来年はレベルアップして、早くプロとして1勝を挙げたい。本当は1回と言わず、複数回優勝したいですけど、まずは1勝を目指して、開幕戦からいいスタートを切りたい」と、来季の目標を語った。

表彰式では、国内男子ツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長からトロフィーなどを受け取った。

式典中のトークセッションでは、青木会長が米男子ツアーで日本人初優勝を飾り「世界の青木」と呼ばれたことにちなみ「僕も『世界の蟬川』と言われるように、少しでもチャンスがあれば、世界に挑戦していきたい。目標は4大メジャー制覇」と、胸を張って話していた。