女子ゴルフの大里桃子(24=伊藤園)が出身地の熊本県南関町に64万3000円を寄付した。

ツアー中に獲得した1バーディーにつき、1000円を寄付する企画を昨年に続いて実施。今季バーディー数計343による34万3000円とともに、今年からの新企画として大里が企画、デザインしたオリジナルグッズの収益30万円もあわせて寄付した。

「社会貢献ができるプロでありたい」との思いから、毎年少しでも寄付をすることを考えているという。「少しでも育てていただいた地元にお役に立てればと思い、今年も寄付させていただきました」と意図を説明した。

南関町役場でこのほど行われた贈呈式に出席。「16年の熊本地震、20年の豪雨災害、また新型コロナウイルスと、現在もとても困難な状況にあると思いますので、地元の皆様には元気になっていただき、少しでも笑顔を取り戻していただきたいと考えております。これからも少しでも笑顔を届けられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

南関町の佐藤安彦町長は「昨年からバーディー数による寄付をしていただき、ありがとうございます。チャリティー金は南関中学校のスポーツ活動振興のために使わせてもらいます」。谷口慶志郎教育長も「子供たちの数も年々少なくなってきていますが、後輩たちもスポーツで良い成績を残しています。桃子さんの頑張りから、子供たちも力をもらってますます頑張ってくれることと思います」とそれぞれ感謝した。