元世界ランキング1位の申ジエ(34=韓国)が逃げ切りで国内女子ツアー開幕戦を制した。単独首位で出て3バーディー、2ボギーの71で回り、通算10アンダーの278。ツアー通算17勝の上田桃子(36=ZOZO)は首位に4打差4位で出て3バーディー、1ボギーの70で回り、通算7アンダーで3打差2位だった。

首位申ジエと2打差だった終盤17番パー4。2・5メートルのスライスラインのバーディーパットを決められず、詰め寄るチャンスを逃した。最終18番パー5でボギー。「ティーショットをフェアウエーに置けなかったことが、大きなミスではないけど致命的なミスになった。17番でバーディーが決まっていれば、18番のティーショットはフェアウエーに打てていたかも」とため息をついた。

4日間通して「全体的にショットは悪くなかったが、大事なところでミスが出た。大事な時にミスをして『またか』という感じ」と振り返った。「取れるホールでチャンスにつけられなかった。今後の課題です」と反省を口にした。

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