昨季国内ツアー2勝の川崎春花も首位スタートを切った。

7番パー3、8番パー5、9番パー4と3連続バーディー。「パッティングが良かった。長いのだったり、ミドルパットも入ってくれて、このスコアになったかな」とうなずいた。

新人年の昨季は9月の国内メジャー、日本女子プロを制した。ツアー初Vが国内メジャーの快挙だった。しかし2年目の今季、開幕戦でまさかのコロナ陽性反応が出て無念の棄権。幸いにして無症状だったものの、活躍する選手たちを見て「焦りはあった」と正直に吐露する。

気持ちを切り替えて臨んだはずの第2戦は予選落ち、前週の第3戦も52位と振るわなかった。それでも「結果を気にせず、自分が決めたことをやるしかない」と奮起し、この日の好発進につなげた。第2日以降に向けて「新たな気持ちで、最後までやり抜きたい」。さらなる上昇気流に乗っていく。