前年優勝の畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は6バーディー、2ボギーの4アンダー71で回り、首位に2打差の4位と好発進した。首位は65をマークした李美香(韓国)。

ホールアウト後、畑岡は「グリーンが難しくてスピードを合わせるのに苦労しましたが、最後(18番)は下り微妙な傾斜を沈められて良かった」とほっとした表情をみせた。

前半に4バーディーを量産。後半こそ固くて速いグリーンに手を焼いたものの、2バーディー、1ボギーと耐えた。16番パー5で1メートルのバーディーパットが右に切れてパー。17番パ3ではパーパットがカップをなめてボギー。最終18番パー4で2メートルの微妙なバーディーパットを沈め、スコアを伸ばしてホールアウトした。

ショット好調でさえて、フェアウエーキープ率は92・8%で外したのは1ホールのみ。畑岡は「気持ちよく振り切れている」と手応えは十分の様子。「1日3つずつ伸ばす」という目標を着実にクリアし、大会連覇に挑む。