女子ゴルフの今季メジャー初戦、シェブロン選手権が20日、米テキサス州ウッドランスのカールトンウッズ・クラブで開幕する。米ツアーメンバーとして、初のメジャーを迎える西村優菜(22=スターツ)は最終調整を行った19日、WOWOWのインタビューに応じ「ぎりぎりだったんですけど、ここに来られてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。大会には、歴代優勝者や前週までの年間ポイントランク上位者など132人が出場。前週大会を終えた時点で、西村は124番目でぎりぎり出場を決めた。「(前週大会が)終わった土曜夜、分かりました」と明かした。

コースの印象について「結構、距離が長いなと。結構ウッドを持つ回数が多いですが、すごくきれいなコースで、メジャーらしいコースだなと思う」とした。さらに「グリーン周りも結構ボールが埋まっちゃうラフが多い。そこは警戒しなきゃいけないかなと」と話した。コース攻略のキーポイントには「アウトコースは最初2ホールくらい、すごく長くなっている。まずはそこをしっかり耐えて、いいスタートを切ることが大事。インはトリッキーみたいなところある。攻め方が毎ホール違ってくると思う」と挙げた。

今年から会場が変わったが、前会場のミッションヒルズCCと同様、優勝者による18番グリーン横の池への飛び込みパフォーマンスは継続して行われるとみられる。「(優勝したら)飛び込みます。(泳ぎは)多分大丈夫です。おぼれたら助けてください」と優勝者恒例ダイブには前向きだった。

大会に向けて「せっかく取れたチャンス。しっかり4日間戦いたいですし、本当に難しいコースになっているので、自分のマネジメントに集中して頑張りたい」と意気込んだ。