西村優菜(22=スターツ)は49位から出て、2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78と崩れて、通算6オーバー、222で、64位に順位を下げた。

10番インスタートで、最初の10番パー4では池に入れたことからダブルボギー発進。「ショット自体悪くなかったですが、かんでしまったのか、アゲンスト(の風)に戻されて池だったんですけど」とうなだれた。前半の残り11~18番までは1バーディー、1ボギーだったが、後半は1バーディー、5ボギーと失速。手堅いゴルフが持ち前だが、ボギーを重ねた。「全体を通して初日からあまりいい動きができていないので、そのあたりの不安がありながらのラウンドでした」と振り返った。さらに「ショットがピンに飛んでいかない。いつもの自分のリズムじゃないなというのもある。今は自信がないので、そこから来る不安が大きい」と胸中を明かした。

最終ラウンドに向けて「自信を取り戻すには結構時間はかかると思うんですけど、もうちょっとうまくマネジメントできた部分があったと思うので、明日は気をつけてもう少しいいゴルフができたら」と前を向いた。

この日は計23ホール回った。まず、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの未消化分5ホールを回り、16番パー4はイーグルを奪取。終盤の4ホールで3つ伸ばす巻き返しで、渋野日向子と49位で予選を突破。「予選通過を目標に最後5ホールをやっていたので、ラッキーもありましたが、すごくうれしかったです」。一方で、すぐに始まった第3ラウンドにはその勢いを持ち込めなかった。

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