前回準優勝の古江彩佳(23=富士通)がレオナ・マグワイア(アイルランド)に2アンド1で勝ち、2年連続で決勝進出を決めた。「今日もすごいタフな相手で、最後まで集中力を切らせない戦いでしたが、最後まで集中して勝てて良かった」と笑顔をみせた。

1番パー4で、ボギーとしたマグワイアに対し、古江はパーで1アップ。その後、マグワイアが2アップとリードしたが、古江は10番パー4で「何とか取り戻せた」と追いついた。12番パー4で1アップと逆転に成功。13番パー3は約2・5メートルのパーパットを沈める場面もあった。「微妙なパーパットでしたが、それが入って流れを切らさずできた」。15番パー4で2アップとしてマグワイアを突き放した。

米ツアー2勝目を懸けて、決勝でパジャレー・アナナルカルン(タイ)と対戦する。「今までみたいにしっかり集中して頑張りたい」と意気込んだ。