日没サスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、岩井明愛、菊地絵理香、申ジエの3人が通算9アンダー、207で首位に並んだ。吉田優利、上田桃子、セキ・ユウティンら5人が1打差4位。佐藤心結、前週Vの蛭田みな美、原英莉花、竹田麗央の4人が2打差9位につけた。首位から2打差以内に12人がひしめく混戦となっている。

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昨年の全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希は(18=東京・代々木高)は予選を通過し、第3Rは7バーディー、2ボギーの67と5つ伸ばし、通算5アンダーで47位から16位に浮上した。「1日目、2日目で我慢していたところが、3日目でいい方にいってくれたのかな」と手応えを口にした。

第2Rの未消化分を含め、計27ホールのラウンド。第2R後は休むことなく、すぐに練習場に向かった。第3Rは10番からのスタート。最終9番パー5では、残り79ヤードのフェアウエーから54度ウエッジで放った第3打がピンフラッグに直撃後、約1メートルにつけてバーディー締め。8番をボギーとしており、バウンスバック締めにもなった。「集中力がちょっと切れてきたなと思っていて。最後のショットはここでやり切るじゃないですけど、最後のやり切るみたいな感じで打ったら、包みました、みたいな」と笑顔をのぞかせた。

最終ラウンドに向けて「今日は結構久しぶりにいいゴルフができていた感じだったので、明日もそれを続けられるように、上を目指して頑張ります」と意気込んだ。