原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)が国内メジャーで復活を果たした。1打差の首位で出て1イーグル、3バーディー、1ボギーの68をマーク。菊地絵理香との“エリカ”対決を3打差で制し、通算15アンダーの273で3年ぶり2度目の優勝を飾った。

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今大会でも原のパートナーを務めた塚本岳キャディー(25)は「安定したゴルフで、パターも良かった」と称賛した。原のバッグを初めて担いだのは自身が大学3年のとき。「世界で戦えるスケールの大きさを感じた」と振り返る。

セレモニーで表彰される原を遠目に見ながら「前回優勝時はコロナで無観客だった。こうして多くのお客さんに祝福されるのを見て、素晴らしいスポーツだとあらためて感じる」と実感を込めた。

一方の原は「(グリーン上での)ラインの読みなど、今週ぴったり意見があうことが多かった。だから迷いなくインパクトできた」と塚本キャディーの助言に感謝した。

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