古江彩佳(23=富士通)が約1年8カ月ぶりとなる米ツアー2勝目はならなかった。

2位に2打差をつけた単独首位からスタート。前半は9ホール全てパーと耐える展開が続く。トップに4人が並ぶ展開となり、逆転を許す。結局通算7アンダー、281の8位に終わった。

古江は「ショットが寄らなかった。難しい風、グリーンが速い中で、うまくラウンドできなかった」と悔しがった。優勝こそ逃したものの、8位に入り、今季は6戦のうちベスト10入りは4回となった。「(上位争いの)数を増やしてチャンスをつくって、トライしていきたい」と、経験を糧にする決意だ。次戦はアジアシリーズ最後となるブルー・ベイLPGA(7日開幕、中国)がある。「中国は初めて。上を見ながら4日間戦いたい」と前を見た。

9アンダーには畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)と西村優菜(23=スターツ)も並び、日本人2人が3位となった。ハナ・グリーン(オーストラリア)が13アンダーで逆転優勝を飾った。