15歳のアマチュア広吉優梨菜(福岡第一高1年)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算14アンダーの202で首位に1打差2位に浮上した。米女子ツアーで活躍中の畑岡奈紗(26)と1月に合同合宿し、意識改革に成功。その大先輩が16年に国内メジャー史上初のアマチュア優勝を飾ったこの大会で、同じ高校生が新たな歴史を築く。通算15アンダーの堀琴音(29)が首位を守った。

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スーパー女子高生が大会史上最年少となる15歳218日での優勝へ、初日から続いた首位との2打差を、ついに1打差に縮めた。

「優勝(争い)はあまり実感が湧かないので分からないが、明日も普通に回れるように頑張りたい」

NHKテレビでも生中継され、広吉へのギャラリーの声援も一段と増した。それでも「緊張より楽しみの方が大きい。たくさん声をかけてもらい、うれしい気持ち」と意気に感じた。

最終組の堀琴音が、最終18番で単独首位に抜けたものの、2組前の広吉は後半15番パー4で2メートルを、17番パー3では池の縁から4メートルのバーディーパットを決め一時、首位に並んだ。

1月の人生初の海外行きは、米アトランタでの日米11勝を挙げる畑岡との合宿だった。関係者を通じて合同の練習、ラウンドが実現した。

「元々すごいと分かっていたが、パターもショットも、自分の足幅、ボールの位置を毎回一定に細かく決めていた。人間としても強いと思った」

その大先輩が16年、高校3年で国内メジャー史上初のアマチュア優勝したのが今大会。会場に歴代王者の写真があり「やっぱりすごい。合宿で一緒にできて、本当にためになった」という。

9年前、畑岡は4打差5位から出て、逆転で17歳263日の大会史上最年少優勝記録も打ち立てた。広吉が続けば大会最年少記録は大幅に更新し、アマでは大会2人目。最高の舞台が整った。

「池もOBも怖いが、でも、攻めていかなきゃいけないところがあれば、攻めたい」と広吉。キャディーを務めた高武(こうたけ)大輔コーチ(42)は「客観的に見ても、うまくなった」とうなる。優勝しても即プロ転向は考えていないという15歳だが、日本の歴史を塗り替える可能性は十分ある。【横田和幸】

◆広吉優梨菜(ひろよし・ゆりな)2010年(平22)3月1日、北九州市生まれ。父の影響で9歳からゴルフを始める。折尾中3年の24年、7月大東建託・いい部屋ネットレディースでツアーデビュー(予選落ち)。今回の日本女子オープンで勝てば大会最年少記録となり、全メジャーでは24年ワールド・サロンパスの15歳176日の李暁松(韓国)に続く2位、日本人では最年少に。ツアー全体でも日本人最年少になる。160センチ、血液型A。

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