8打差の劣勢からスタートした山下美夢有(24=花王)が、プレーオフ(PO)の末にミラクル逆転優勝を飾った。

今季の米女子ツアーで年間複数回優勝は、ジーノ・ティティクル(タイ)の2勝に続く2人目。日本勢5人による計6勝は、宮里藍が1人で5勝を挙げた2010年などの年間勝利数を上回り、過去最多となった。

最終日を8打差11位から出た山下は、ボギーなしの7バーディー、65で回り、通算18アンダーの270。後半途中でトップに追いつき、先にホールアウト。

首位から出た最終組のチェ・ヘジン(韓国)と、3位から出たハナ・グリーン(オーストラリア)も通算18アンダーで終え、3人によるPOに突入した。

PO1ホール目の18番パー5では、途中でこの日2度目の雷雨の影響で約1時間中断となり、再開後に山下だけがバーディーパットを沈めて決着した。

今季から米女子ツアーを主戦場にする山下は、今夏の全英女子オープンでツアー初優勝をメジャー大会で飾り、シーズン最終盤に入って2勝目。年間ポイント・ランキングでは日本勢トップの3位につけ、新人賞レースでも1位に立っていた。

【今季の日本勢優勝】

・竹田麗央(ブルーベイLPGA)

・西郷真央(シェブロン選手権=メジャー)

・岩井千怜(リビエラマヤ・オープン)

・山下美夢有(AIG全英女子オープン=メジャー)

・岩井明愛(ポートランド・クラシック)

・山下美夢有(メイバンク選手権)