7位から出た桑木志帆(23=大和ハウス工業)が4バーディー、2ボギー、2日連続の68をマークし、通算4アンダーの136で3位に浮上した。単独首位に立った阿部未悠とは4打差のままだが、残り2日間で十二分の逆転圏内。今夏の全英女子オープンに続いて今大会も勝てば、日本勢3人目となる国内外メジャー同一年優勝の偉業となる。
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今夏に日本女子7人目となる海外メジャーを制した桑木が、今度は3人目の偉業に挑む。77年の樋口久子年、19年の渋野日向子に続く、国内外メジャー同一年優勝の偉業だ。
強風の影響で全体的にスコアが伸び悩む中、2日連続68をマークした桑木は「いいと思います」と即答。「特に前半は風が強く、頭を使いながらリカバリーできて、後半につながった」と満足そう。
ツアー史上初のパー3が六つあり、砲台状の狭いグリーンが並ぶ。それでも正確なショットでつけ、前半はイーブン、後半は得意のロングパットでバーディー二つを奪い、機嫌良く2日間を終えた。
今季3勝をマークしており、自身最多の年間4勝目を挙げれば、独走中の年間女王の座はより確実になる。国内メジャーは24年ツアー選手権リコーカップに続く2冠目を置き土産に、既に参戦が決定している来季からの米女子ツアーへ最高にかっこいい。
この大会は24年の8位が最高。機運が高まる優勝へは「今日は安定して、ストレスなく回れた。まだ疲労もない。いけるかなあ。ワクワクしてます」と、重圧を感じていない。
この大会では2年前から、観客による無音アプリを利用しての場内での動画、静止画の撮影が許可され、「どんどんバーディーを取ります」と宣言。宝塚歌劇の聖地・宝塚大劇場から約2・5キロの距離にある開場100周年を迎えた名門コースで、桑木は歴史的な勝利を目指す。【横田和幸】

