女子プロゴルファー横峯さくら(25=エプソン)が東日本大震災の被災者受け入れ計画を進めていることが14日、分かった。山形市内で6月開設予定の「さくらワンダーランド(仮称)」の敷地内に仮設住宅を設置するもので、すでに各方面に認可の申請をしているという。

 さくらワンダーランドは、09年に閉園した「フラワーパーク

 花夢花夢(かむかむ)」に約1億円の資金を提供し、テーマパークとして再利用する方向で進んでいる。敷地面積は約25ヘクタールあり、観覧車、ゴーカートなど既存の施設にミニゴルフ場、幼児教育施設などを併設する予定だ。

 横峯は3日に現地を視察。「大きな駐車場もあるし、そこに仮設住宅を造るなどして場所を提供できれば」と話した。震災の影響で4試合が中止となった日本女子ツアーは今日15日、西陣レディス(熊本空港CC)で再開する。横峯はこの日、プロアマ戦に出場。「毎日、2~3アンダー出していければ」とV争いに意欲を見せていた。