神戸製鋼が5戦ぶり勝利を挙げた。後半16分に自陣10メートルライン付近で相手ボールをインターセプトしたCTB山中亮平(29)が、独走トライ。同37分には途中出場の正面健司(34)が、中央付近からドリブルでボールを運びダメ押しのトライを挙げた。計6トライの圧勝に、ジム・マッケイヘッドコーチは「結果はハッピーだ」と笑顔で話した。

 現在はレッドカンファレンス3位で、各組上位2チームによる順位決定戦(兼日本選手権)出場の可能性が残されている。残り2戦は17日に首位サントリー(秩父宮)、24日に勝ち点2紗で追う2位トヨタ自動車(瑞穂)との直接対決。14季ぶり優勝へ、山中は「まだ課題はあるが、いい形でトライが取れた。もっと精度を高めて、残り試合は全て勝ちきりたい」と語った。