女子は金蘭会(大阪)が東九州龍谷(大分)を3-0(25-20、25-18、25-23)のストレートで破り、3大会ぶり2回目の優勝を決めた。粘り強いレシーブでつないだボールをエース林琴奈主将(3年)、宮部愛芽世(あめぜ、1年)らのアタッカー陣が確実に得点に結びつけた。大阪の中心メンバーとして戦った昨秋の国体に続く全国制覇になった。

 敗れた東九州龍谷は昨夏の全国総体との2冠を逃した。

 金蘭会・池条義則監督(56)の話 今大会は選手たちに任せっきりでしたが、いいチームをつくってくれました。高校総体の2回戦負けからはい上がって、国体で優勝し、この決勝も3-0と素晴らしい結果を残してくれました。レギュラーが5人残るといってもまだまだバレーが下手。(選手たちに向かって)もっとうまくなりましょうね。

 金蘭会・林琴奈主将の話 (3大会ぶりの優勝で)先輩たちの悔しい思い、夢を実現できてよかったです。後輩たちにも助けられました。春高を2連覇、3連覇できるようにこれからも頑張ってほしいです。