B1新潟アルビレックスBBの新外国籍選手、大阪から移籍のPFリチャード・ヘンドリックス(33)とB2群馬から移籍のSFロスコ・アレン(27)が8月31日、チーム練習に合流した。これでPFチャールズ・ミッチェル(26)を除く11選手がそろい、5、6日のプレシーズンゲーム秋田戦(アオーレ長岡)から実戦に入る。

ヘンドリックスとアレンは約1時間30分の練習の間、高さと走力を生かしメニューをこなした。「ここから調子を上げていく」(ヘンドリックス)。「バスケができることを楽しみにしていた」(アレン)。8月15日に来日。新型コロナウイルスの影響を考慮し、長岡市内で2週間の自宅待機。待ちに待ったチーム合流初日、懸命に汗を流した。

福田将吾監督(36)は「どちらも、うちが目指すアップテンポのバスケに合う」と期待を寄せる。アレンはB1でのプレーが今季初となる。「どこまでチームを引っ張れるか」と気持ちを高めた。ヘンドリックスはNBAウォリアーズのドラフト2巡目指名を受けた実力派。「スピーディーなバスケは自分に向いている」と自信を見せた。2人は開幕横浜戦(10月3、4日、アオーレ長岡)を見据えた。【斎藤慎一郎】