第102回全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)に出場する51校の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、3回戦までが決定した。

6大会ぶり7度目の全国制覇を目指すAシードの東福岡は2回戦からの登場で、岡谷工(長野)対開志国際(新潟)の勝者との初戦に臨む。

組み合わせ決定を受けて、主将のフランカー大川虎拓郎(こたろう、3年)と、藤田雄一郎監督(50)が同校グラウンドでの練習中に取材対応。相手に関係なく、高校日本代表候補8人を擁す全国屈指の強力布陣で攻守に力の限りを尽くす覚悟だ。

大川主将は「どの相手でも自分たちの準備をしっかりしていけば、自ずと勝っていける。相手どうこうより、相手をリスペクトして、しっかり自分たちのプレーができるようにいい準備をしていきたい」と気合。藤田監督も「相手どうこより、自分たちがどうするかをしっかりクローズアップしていかないといけない」と引き締めた。

特に強化を図ってきた守備力を押し出しに、近年5大会連続4強止まりの「壁」を越える。

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