B1新潟アルビレックスBB(中地区)は1、2日、レバンガ北海道(東地区)とホームのアオーレ長岡で対戦する。

3月31日は試合会場で練習を行った。新潟のリーグ全体順位は最下位24位。下位2チームが対象のB2降格圏に沈む。全体順位21位の北海道に連勝して浮上のきっかけをつかむため、主将のPG渋田怜音(24)がチームを結束させる。

「ここはとても大事な試合」。渋田は北海道戦の重みを感じている。残り15試合。現在4連敗中と黒星が続く流れで順位の近い相手との対戦。「北海道は全員で激しく戦ってくる」と相手の長所を認め、「うちはそれ以上に泥臭くいかないと」と気持ちの勝負を強調した。

降格危機は全員が自覚している。29日のミーティングでエゴを捨てて、チームのために各人が戦うことを確認した。個人的には「シュートを打つのか、パスを回すのか迷いがあった」と直近のプレーを反省。「自分らしく積極的に仕掛ける。同時に調子のいい選手をうまく使う」と司令塔として的確な判断を自らに課す。

4月13試合のうち、ホームは7試合。「会場の雰囲気で圧倒できる。圧倒させるための始まりは僕らのプレーから。すべては僕ら次第」とチーム一丸を誓った。【斎藤慎一郎】