バスケットボール男子Bリーグのプレーオフ、チャンピオンシップ決勝の前日会見が26日、決戦会場の横浜アリーナで行われ、出場チームの監督や選手が意気込みを語った。

レギュラーシーズン西地区1位の琉球ゴールデンキングスは、初の決勝進出となった1年前は宇都宮に敗れた。今季は東地区1位の千葉ジェッツと対戦。桶谷大監督は「去年悔しい思いをして、またここに来ることができたことをうれしく思う。相手こそ違うが、取りたいものは目の前にある」。初優勝への思いを口にした。

リーグ創設後の過去5回はすべて関東圏のチームが制覇。西日本のチームが頂点に立てば初となる。中心選手の岸本隆一は「明日からのためにシーズンを戦ってきた。それに相当する準備をしてきた。全力でプレーしたい」と気合を入れた。

両チームは今年3月の天皇杯決勝でも対戦。そのときは千葉Jが制した。琉球にとってはそのリベンジを果たす機会にもなる。今村佳太は「自分たちのやるべきことを遂行し切れたほうが勝ちにつながる。自分たちが準備してきたこと、積み重ねてきたものを出したい」と意気込んだ。