世界ランキング7位の日本が、開幕から続く連勝を8に伸ばした。
フランス大会最終戦で、東京五輪銅メダルで同8位のアルゼンチンを3-2で撃破。出場16カ国中、唯一の負けなしで単独首位の座を守った。ファイナルランド進出の目安となる8勝に乗せ、予選突破が決定的となった。
前戦でブラジルから約30年ぶりとなる公式戦白星を挙げた日本は、この日も第1セット(S)からリズムをつかんだ。中盤までは1点を取り合う一進一退の攻防だったが、高橋藍(21)のサーブでブレークすると2戦連続スタメンとなった宮浦健人(24)がアタックで連続得点。一気に点差を広げ、最後は相手のサーブミスで25-18でセットカウントを先取した。
第2Sも、第1Sに引き続きミドルブロッカー山内晶大(29)の速攻が決まるなど、攻撃の選択肢の多さを見せる日本。中盤に3連続失点で逆転を許したが、キャプテン石川祐希(27)のバックアタックで嫌な流れを打破すると、後半に驚異の集中力を発揮。4連続得点で再逆転に成功すると、最後は宮浦が強打を決めて25-22で連取した。
第3Sは、序盤にスパイクを打った石川がスリップしてひやりとする場面もあったが、その後は影響を感じさせないパフォーマンスを発揮。高橋藍、宮浦が連続でブロックを決めるなど、流れを手放さなかった。司令塔の関田誠大(29)の安定したゲームメーク能力も光る。要所で途中出場の高橋健太郎(28)がブロックで得点した。だが、デュースにもつれ込み、最後は粘り負け。最後は宮浦のスパイクがアウトとなり、31-33で取り返された。
第4Sは、立ち上がりから関田のサービスエースが決まりなどリードを取った。高橋藍、宮浦も安定して得点を重ねる。だが、アルゼンチンも中盤に3連続得点で同点に追い付くと、1点を取り合う一進一退の攻防に。終盤に積極性を欠いた日本は、連続失点し、22-25で落とした。
最終Sは序盤からリードを取ると、最後は石川が強烈なスパイクを決めて、試合を決めた。
出場全選手が活躍した。名古屋大会に続き、フランス大会も全勝で終了。目標のベスト8へ、予選ラウンド全勝突破も視野に入ってきた。フィリピンに移動しての7月4日は、中国と対戦する。


