ラグビー日本代表は3日、新設の国際大会「ネーションズ選手権」初戦のイタリア戦に向け、東京・秩父宮ラグビー場で前日練習した。

不適切発言による処分で試合の指揮から外れるジョーンズ・ヘッドコーチがハッパが見守る中、精力的に体を動かした。CTB廣瀬雄也(東京ベイ)は「ティア1のチームと対戦できることは成長できるチャンス。桜のジャージーで戦う以上、『いい試合』で終わるのは良くない。内容はどうあれ、まずは勝つ」と力を込めた。

世界ランキング12位の日本に対し、イタリアは格上の10位。これまで2勝8敗と苦戦を強いられている。ベンチスタートのPR為房慶次朗(東京ベイ)は「とにかく相手を動かす。僕たちより大きいので体力を消耗させて、左右に振って勝つ。スクラムでも押して、僕らFWは相手が自信を持っているスクラムも押したいし、セットプレーでの強みを取り消したい」とにらんだ。

W杯まで残り1年。今大会は若手のアピールの場でもあり、SO伊藤龍之介(明治大)は代表デビューとなる。明大で3学年先輩の廣瀬は「テストマッチでは今までなかったことを経験する。コミュニケーションをとってコントロールしていきたい」とサポートを誓った。