自動車レースのスーパーGT第4戦は「FUJI GT 300KM RACE」として8月1日に予選、2日に決勝が、静岡・富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で行われる。
マレーシアで予定されていた第3戦が、中東情勢により27年以降に延期されたことで、第2戦(5月3、4日)に続く富士スピードウェイでの開催。真夏の富士で、気温や路面温度が最も高くなる過酷なコンディションの下、マシンとタイヤの限界が試される。
昨年の第4戦も富士で行われたが、このときはスーパーGTでは初となるスプリントレースだった。今年は通常の300キロ。昨年と様相は異なるが、それでも名物のメインストレート(1・475キロ)での戦いが勝敗のカギを握る。
GT500クラスでは、36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が第1、2戦を連勝。第2戦では、早めにピットインするアンダーカット作戦が的中した。トップを走る14号車より一足早くピットインした坪井は、タイヤ交換もなく燃料だけ補給してコースに出た。
この時の心境を坪井は「ピットが勝負の決め手になった」と後に語っている。連勝の勢いをそのまま第4戦に持ち込みたいところだ。第4戦はサクセスウェート(車両が積む重り)80キロが課せられ、走行条件が厳しくなる中、総合4連覇へ向けて、どんな走りを見せてくれるか、注目だ。
GT300クラスでは、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)が第2戦を制した。近藤真彦監督にとっては、3年ぶりの勝利の味だった。第2戦で強さを見せたマシンが今回も主導権を握るのか。あるいは他陣営が巻き返すか、興味が尽きない。


