日本の男子団体が1966年以来、60年ぶり3度目の金メダルを獲得した。
44年ぶりの決勝で8連覇中の中国を撃破。3-2で逆転勝利を収め、32年ぶりの自国舞台で半世紀以上ぶりの栄冠を手にした。五輪、世界選手権を含めて、決勝で中国を破ったのは初の快挙となった。
2勝を挙げた張本智和(23=トヨタ自動車)は、世界ランク1位の王楚欽を3-0で撃破した第4試合について「2ゲーム目の途中から3-0でいけると思いました。逆に『3-0で行くしかない』と」と試合途中で確信めいた自信があったと明かした。その上で「1球、1球を見れば、僕が圧倒していたと思う」とうなずいた。
一方で「今日のパフォーマンスに満足はしていない」と冷静に分析。「50、60%とは言わないですけど、70、80%くらいなら勝てると思っていた。100%ではなくても勝てるのはその通りだなと思います」と地力が上がっている手応えを口にした。
底上げがなされているのは、チームとしても同じ。19歳の松島輝空は世界ランク3位にまで上昇し、戸上隼輔も3番手として13位に位置する。「松島君の台頭が僕自身に、日本全体にも良い影響を与えてくれた。戸上君を3番におけるのも、松島くんの強さのおかげ。戸上君も勝っていけば、日本が3-0で中国に勝てる時代が来てもおかしくない。これまでは『いつ中国とやっても有利だ』と口で言うことしかできなかったが、証拠で示すことができた。このアジア大会が良いタイミングになったと思う」と力を込めた。


