<柔道:世界選手権>◇11日◇女子63キロ級ほか◇東京・代々木第1体育館

 日本はこの日の男女計3階級すべてを制した。女子63キロ級で上野順恵(27=三井住友海上)が2連覇。同57キロ級の松本薫(23=フォーリーフジャパン)と男子73キロ級の秋本啓之(24=了徳寺学園職)がともに初優勝した。

 松本が63キロ級を制し、日本の金メダルは通算100個になった。上野は01年、04年大会70キロ級を制した姉の雅恵に続く2大会連続優勝となり、日本勢で姉妹が連覇するのは初の快挙。また、秋本は75年大会軽中量級銅メダルの父勝則に続くメダル獲得。

 松本に敗れた田中美衣(22=ぎふク24)が銀。男子73キロ級の粟野靖浩(21=筑波大)が銅メダルをとった。

 3日目を終え日本勢のメダルは金5、銀2、銅5の計12個となった。