<東都大学野球:国学院大4-1日大>◇初日◇9日◇1、2部入れ替え戦◇神宮

 国学院大(2部1位)が日大(1部6位)に4-1で先勝し、3季ぶりの1部復帰に王手をかけた。1回2死満塁から大石剛志外野手(3年=清峰)が2点適時打を放って先制。先発の高橋広志投手(4年=山本学園)が7回を1失点に抑えて勝利を導いた。2回戦は10日、神宮球場で行われる。

 国学院大が、日大に先勝して3季ぶりの復帰にあと1勝とした。昨秋、1部を転落した際の入れ替え戦の相手だった。勝利投手となった高橋は「みんなで一丸となって(日大に)やり返そうと。今日は要所でストレートが低めに決まってくれた」と話した。7回を7安打1失点。145キロの速球を低めに決め、最少失点で抑えた。竹田利秋監督(67)は、投手総動員の予定で、先発高橋を4回までと決めていた。それだけにうれしい誤算。「やっぱり投手ですね。この勢いでなんとか(第2戦も)行きたい」と言えば、高橋も「明日出番があれば。監督を胴上げして終わりたい」と必勝を誓っていた。