日本高野連は22日、野球部の特待生制度が始まった2012年に入学し、ことし卒業した特待生1952人の実態調査を行った結果、採用した457校に1学年5人を超える違反校はなかったと発表した。

 採用校からは「学校生活の核となり、学校全体に非常に良い影響を与えてくれた」など肯定的な意見が集まったが、人数を学校の裁量に委ねてほしいという声もあった。

 13年度の同制度採用校は464校で、人数は1966人。14年度は459校、1931人で、規定人数の超過はなく、同制度の継続を決めた。次回の調査は18年に行う。