春季リーグの最終節1回戦が行われ、大産大の最速148キロ右腕、長友一夢(ひとむ)投手(3年=大阪)が甲南大戦で自身リーグ初の完封勝利を飾った。前節でリーグ最長タイ記録の7季連続優勝を決めた天理大は、関西国際大に2-4で敗れた。大体大が6-3で逆転で下した大阪電通大は最下位が確定し、25、26日(予備日27日)に行われる2部リーグとの入れ替え戦(南港中央)への出場が決まった。

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スリークオーター右腕の長友が、自身初の完封勝利を手にした。力のある直球とスプリットチェンジを武器に、甲南大打線から7三振を奪い、5安打無失点に抑え込んだ。2学年先輩で昨秋のドラフト5位で楽天に入団した松田啄磨が抜けただけに、「去年は松田さんがずっとチームを勝たしていた。自分もそういう投手になりたいなと思って今年挑んでるので、今日完封できたのは良かった」とニンマリ。「卒業後にプロ行けるように頑張っていきたい」と話した。