春季リーグの最終節1回戦が行われ、大体大が6-3で逆転で下した大阪電通大は最下位が確定し、25、26日(予備日27日)に行われる2部リーグとの入れ替え戦(南港中央)への出場が決まった。

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大体大・井手上拓也外野手(4年=須磨翔風)が逆転のグランドスラムを放ち、勝利に大きく貢献した。1点を追う4回2死満塁から強振した打球は、左翼スタンドに着弾。4年目で飛び出したリーグ戦初アーチ。今春で引退するという井手上は「最高でした。今までお世話になった人たちのためにもどうにか1本打ちたかった。最後にこういう形で打ててよかったです」。昨年まで監督をしていた中野和彦GM(65)が探し出したという記念球は「両親に渡します」と話した。