今春センバツ8強の静岡(静岡1位)が56年ぶり2度目の東海王者に輝いた。

 初回に3点を先行すると3回には内山竣(3年)が右翼へ本塁打。エースの村木文哉(2年)が1失点完投で花を添えた。

 昨秋は50年ぶりに東海大会を制してセンバツに出場。秋に続いての東海制覇に栗林俊輔監督(42)は「今までの悔しさが積み重なっての結果。素直にうれしい」と話せば、内山も「そんなに勝てなかったのか、と。優勝することは難しいことなんだと思った」と振り返った。

 夏の甲子園をかけた静岡県大会は6月27日の抽選をへて7月11日に開幕する。