早実(西東京)のスーパー1年生、清宮幸太郎内野手が、甲子園初戦の前に、午前6時半から試合前取材に答えた。

 早朝に球場入りし、「誰もいない甲子園は変な感覚でした。やってやるぞという気持ちが強くなった。1年の夏から出られるのはラッキーなこと。先輩に引っ張ってもらったので。上級生の分まで打ちたい。チームのために打って、その結果が歴史に名を刻めるようなものであればいいかな」と話した。

 朝から甲子園の周りは、ファンが大行列をつくった。

 「期待されているから、見に来てくれているんだと思う。その期待にそえられるように、自分のプレーをしたい。ホームランは意識しないで、チーム打撃をしたい」。

 今治西の印象については「映像を見て、1人1人の投手を確認した。継投になっても対応できると思う。西東京大会では、チームとして好球必打をやってきた。甲子園でも自分たちの野球をしようと話してきました」と言った。

 試合開始は午前8時。