春夏通じて甲子園初出場の大阪偕星学園が延長戦を制し、記念の1勝を挙げた。

 初回に敵失から好機をつくり、岸頼大(らいだ)内野手(3年)の適時打で2点を先制。2-2の6回には的場優斗内野手(2年)の適時打で勝ち越した。

 9回2死から比叡山に追いつかれたが、延長10回2死からの6連打で4点を奪取。エース光田悠哉(3年)は毎回の14安打を浴びながらも3点に抑え、149球で完投した。「甲子園は独特の緊張感があったけど、楽しいマウンドでした」と校歌を歌った。